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大阪なんば味園ビル2Fにひっそり現れたぼくらの秘密基地、なんば白鯨。その弟として生まれたBAR群青海月(ぐんじょうくらげ)。
金属とガラスによる作品に囲まれ、他ではないボトル、グラスでお酒と大量のオリジナルソフトドリンクで楽しい気分になれるお店。
日替わりのスタッフがきままにお喋りします。

2008年09月26日

夜回り先生 漫画みたいな人生じゃないか!その7

数年前からテレビなんかでもよく見かける“夜回り先生”こと水谷修さんのことを描いた漫画。夜回り先生とは、夜間学校の教師でありながら毎晩毎晩町に夜回りに出かけ、薬、暴力団、風俗などの夜の街にはまりかけている子供たちを救っている人で、多くの子供たちを救い、また多くの子供たちの自殺などの悲しい結末を見届けている。そんな夜回り先生を漫画にしようというのが、世界一泥臭い漫画家!我らが土田世紀なのである!こりゃぁ、どう考えて特濃漫画である。実際、土田世紀といえば世界一暑苦しい男泣きを描ける漫画家で(僕の中で)、基本的には一話完結型で描かれる夜回り先生に、土田世紀の男汁画力をプラスすると当然“最初からクライマックス”状態であり、毎回毎回読み終わったあとに映画を見たような達成感のような疲労感のようなものが残る。

ただ、問題はとにかく暗い話題が多いということである。不遇な子供たちのことを描いているので当然といえば当然なのだが、それにしても救いのない話も所々入ってくる。しかし、土田世紀の原作へのリスペクトがあるからか、暗い話題であっても見たくないと思わされることなく、なんとなく誠実に読まなければいけないと思わされる何か、魂のようなものがこの漫画にはある気がするのである。

漫画ってのは世界中に、そして後の世界にも残っていく素晴らしい物だな~と、こういう漫画を読むと常々思う僕なのであった。




  


Posted by 群青海月 at 15:00Comments(2)マンガ